2012年 12月 20日
冬ごもり |
昨冬はこんなものをこしらえました。
義母が着古した野良着の端ぎれをつないで。
ボロがボロ隠しになった。
上にのっているのは、破れたザルに和紙と古布を張った一閑張りの小物入れ。
もう、モノは要らないのだけれど、古いものが捨てられない。結果的に、ものが増えてるんじゃ……
今冬は織機(はた)に座りたい。
ちいさなものを織りたいな。
19日の大安吉日、恒例の「神棚の煤払い」をしました。
「ちっと塩かけるマネしてから上がってな」
ばあちゃんはデイサービスに出かける前、念を押していきました。
自分で自分に塩をぱらぱらして、脚立でよっこらせっと神棚に上る。
と、ここまで書いて、たしか去年も、と思ったら案の定。トップの写真までおんなじであった。
こうして今年も同じことをし、同じ景色を見ることのできたしあわせを思います。
大変心配な世の中になりました。
投票日の夜からずうっと憤っていたら、トーチャンに
「あんまり怒るとハゲがでかくなるぞ」と笑われた(円形脱毛症になってるのです)。
福島県の投票結果にはガクゼンとしました。
ですが。ならば、いっそう、落ち着いてゆこう、と思いました。
大切にしたいものはシンプルです。
今ここにある私の仕事を喜んでしよう。
今日一日、無事に生きられたことに感謝して眠ろう。
そして。誰かのために
ためらいなく力を差し出す人になれますように。
すこし早いですが、これを今年最後の記事といたします。
今年一年、お越しくださったみなさま、ありがとうございました。
おかげさまで拙ブログも2度目の年越しを迎えることができました。
どうぞよいクリスマスを。そしてよいお年をお迎えください。
by wildrose53
| 2012-12-20 16:44
| 手の仕事