2011年 10月 19日
上手もヘタのうち。 |
先日は拙い絵をご覧くださり、あたたかな励ましをありがとうございました。
楽しいじゃないか♪
というわけで、本日もカテゴリは「スケッチ」です。と言ってもこれ、スケッチと言えるのか。
私です。描いているうちに調子にのり、雑誌の1ページ風にしてみました。
コピーが古くさいのはわざとです(ウソ)。「読者モデル」のつもり(なんの雑誌だ)。
どうでしょうか。イメージどおりでしたか。
それとも「ええーーっ」でしょうか。だとしたらどのヘンが。
お時間とれましたら、ぜひともツッコミを入れてくださいませ。心待ちにしております♪
リアルに私をご存知の方も。遠慮は無用でござるよ^^
子どもの頃、絵を描くと「上手だね」と言われることが時々ありました。
多分、絵というものは、そう言われやすいジャンルなのでしょう。
数学の難問を解いても「数学、上手だねえ」とは言われない。
「歌が上手」「ダンスが上手」「縄跳びが上手」「作文が上手」・・・
「掃除が上手」「叱られるのが上手」ってのはいいですねえ。
「写真、上手だねえ」とか「意外と料理が上手いな」などと言われればすっごく嬉しい。
写真も料理も、もともと関心の度合いがそれほど深くないのだ。
ところがどうでしょう、こと絵に関してはなんかちがう。
そのわけは。
ほかにはなんにもまともにできなかったから。
小学校の6年間。唯一、理解できたのが国語の授業です。
あとは図工の時間だけが楽しかった。
ほかはね。わからないのです、どうしても。
担任の先生がすばらしかった。国語と図工の先生でした。
浮いてる生徒はずいぶん先生を困らせたけれども。
ありがと。先生。
それ以上の学校は暗黒時代でした。
自分の中にちゃんと落とすまでものすごく時間がかかる。まず、落ちるものが少ない。
だからついていけない。世界が私をおいていく。
会社というところでは文字通り泣きながら仕事を覚えました。
何度聞いても忘れるからメモ魔になりました。
同じ本が3冊もうちにあるのは、どこかで買ったんです、たぶん私が。
わからないことがわからない。よくわかります、この感覚。
「絵が上手だね」と言われたらうれしいんだけれども。苦しくなる子どもでした。
表現って、別に上手である必要なくて。
絵しかない子はそれにしがみついて。
「上手の上」。
そこはどこまでも仰ぎ見る高さの
土手の上に広がる透き通った天空にありました。
それは授かるもので
手を伸ばしたらつかみとれるものではないんだ。
「上手だねえ」と言われると
あの土手に寝っころがってココロの中で地団太踏んでた
やせっぽちな少女を思い出します。
ま。苦しむほど上手だったわけでもないのだが。
愉しけりゃそれでよし。
なによりも、自分を好きになれたって、こんな幸福あるでしょうか。
ここに辿り着くのに、やはり結構な時間が必要でした。やれやれ。よしよし。
(私の絵を上手と褒めてくださったみなさま。今は嬉しくいただくことばです。ありがとう。)
それにしても。このカテゴリはただ絵を並べるだけのはずだったのだが・・・
長々とここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。次回はもっとシンプルに。
本日の画材。STAEDTLER triplus fineliner 細書きサインペン。これも貰い物。
楽しいじゃないか♪
というわけで、本日もカテゴリは「スケッチ」です。と言ってもこれ、スケッチと言えるのか。
私です。描いているうちに調子にのり、雑誌の1ページ風にしてみました。
コピーが古くさいのはわざとです(ウソ)。「読者モデル」のつもり(なんの雑誌だ)。
どうでしょうか。イメージどおりでしたか。
それとも「ええーーっ」でしょうか。だとしたらどのヘンが。
お時間とれましたら、ぜひともツッコミを入れてくださいませ。心待ちにしております♪
リアルに私をご存知の方も。遠慮は無用でござるよ^^
子どもの頃、絵を描くと「上手だね」と言われることが時々ありました。
多分、絵というものは、そう言われやすいジャンルなのでしょう。
数学の難問を解いても「数学、上手だねえ」とは言われない。
「歌が上手」「ダンスが上手」「縄跳びが上手」「作文が上手」・・・
「掃除が上手」「叱られるのが上手」ってのはいいですねえ。
「写真、上手だねえ」とか「意外と料理が上手いな」などと言われればすっごく嬉しい。
写真も料理も、もともと関心の度合いがそれほど深くないのだ。
ところがどうでしょう、こと絵に関してはなんかちがう。
そのわけは。
ほかにはなんにもまともにできなかったから。
小学校の6年間。唯一、理解できたのが国語の授業です。
あとは図工の時間だけが楽しかった。
ほかはね。わからないのです、どうしても。
担任の先生がすばらしかった。国語と図工の先生でした。
浮いてる生徒はずいぶん先生を困らせたけれども。
ありがと。先生。
それ以上の学校は暗黒時代でした。
自分の中にちゃんと落とすまでものすごく時間がかかる。まず、落ちるものが少ない。
だからついていけない。世界が私をおいていく。
会社というところでは文字通り泣きながら仕事を覚えました。
何度聞いても忘れるからメモ魔になりました。
同じ本が3冊もうちにあるのは、どこかで買ったんです、たぶん私が。
わからないことがわからない。よくわかります、この感覚。
「絵が上手だね」と言われたらうれしいんだけれども。苦しくなる子どもでした。
表現って、別に上手である必要なくて。
絵しかない子はそれにしがみついて。
「上手の上」。
そこはどこまでも仰ぎ見る高さの
土手の上に広がる透き通った天空にありました。
それは授かるもので
手を伸ばしたらつかみとれるものではないんだ。
「上手だねえ」と言われると
あの土手に寝っころがってココロの中で地団太踏んでた
やせっぽちな少女を思い出します。
ま。苦しむほど上手だったわけでもないのだが。
愉しけりゃそれでよし。
なによりも、自分を好きになれたって、こんな幸福あるでしょうか。
ここに辿り着くのに、やはり結構な時間が必要でした。やれやれ。よしよし。
(私の絵を上手と褒めてくださったみなさま。今は嬉しくいただくことばです。ありがとう。)
それにしても。このカテゴリはただ絵を並べるだけのはずだったのだが・・・
長々とここまでお読みくださいまして、ありがとうございました。次回はもっとシンプルに。
本日の画材。STAEDTLER triplus fineliner 細書きサインペン。これも貰い物。
by wildrose53
| 2011-10-19 22:26
| らくがき